株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、「マイナビ2022年卒公務員イメージ調査」を発表しました。本調査は「マイナビ2022」の会員3,081名に、公務員志望の状況について調査し、まとめたものです。

 

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TOPICS

● 公務員志望者の割合は、減少傾向から一転、前年比1pt増の23.3%。新型コロナウイルス感染拡大前と比べて志望度が変化したか聞くと、

   32.4%が「志望度が上がった」と回答。志望理由として社会貢献度の高さや、地域に密着した仕事ができるといった項目が上昇

● 志望度が上昇したのは「地方公務員」で、特に「地方公務員(市区町村)」は前年比7.1pt増

● 「公務員志望に影響を与えた人物」として最も割合が高いのは「父親・母親」

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<調査結果の概要>

新型コロナウイルスの影響により、これまで減少傾向にあった公務員志望者が今年は増加に転じ、公務員を「考えている」学生が前年比2.1pt増の23.3%となった。新型コロナウイルスの影響を受けて、自身の公務員志望度の変化を聞いたところ、「志望度が上がった」(32.4%)が、「志望度が下がった」(13.2%)を上回った。公務員志望の理由として、1位は「安定している」だが、社会貢献度の高さや地域に密着した仕事ができるといった項目が前年比で上昇しており、新型コロナウイルスの流行が公務員志望割合を押し上げる一因になっていることがわかる。

 

 

 

就職先として公務員を「考えている」学生に、志望している公務員の種類を聞いたところ、地方公務員(市区町村)(67.0%)、地方公務員(都道府県庁)(52.1%)が2年連続で上昇する一方で、国家公務員(総合職)や教員は2年連続で志望割合が減少する結果となった。各公務員のイメージにおいても、昨年労働環境の改善提言が提出されたという報道があった国家公務員では、「きつそう(どちらかというと含む)」の割合が前年比6.4pt増の60.2%という結果に。勤務時間も「長そう」という回答が増加し、職場環境に関するイメージを落とす結果となっており、改善が求められる状況となっているようだ。

 

 

 

公務員を「考えている」学生に「公務員志望に影響を与えた人物」を複数選択で聞いたところ、最も割合が高いのは「父親・母親」で前年比1.2pt増の48.1%という結果に。その他に前年を上回ったのは「友人」が3.5pt増の16.5%、「兄弟・姉妹」が2.4pt増の6.3%、「親戚(祖父母含む)」が0.6pt増の10.2%と、身内や友人の影響を多く受ける結果となっている。緊急事態宣言により外出自粛を余儀なくされる中で、地元とのつながりや意識の高まりなどもあり、志望度が高まったと推測される。

 

 

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【調査概要】「マイナビ2022年卒公務員イメージ調査」

○調査期間/2021年1月18日(月)~2月8日(月)

○調査方法/マイナビ2022全会員にWEB DMを配信、WEBアンケートにて回答

○有効回答数/3,081名(文系男子495名 理系男子499名 文系女子1,423名 理系女子664名)

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「マイナビ2022年卒公務員イメージ調査」を発表 マイナビより抜粋